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経験したことのない大雨 熊本大分






気象庁は7月12日「熊本県と大分県を中心にこれまでに

経験したことのないような大雨になっている」と発表しました。


熊本県と大分県が死者が8人、行方不明20人と報じられていました。




13日にかけて前線が九州を北上すると予想されていますので、

さらなる注意が必要です。

これまでの大雨で地盤が緩んでおり、土砂災害や河川の氾濫、

竜巻などの突風にもご注意ください。




明日にかけても、西日本と東日本、東北地方の広範囲で、

雷を伴った非常に激しい雨が降ると予想されていて、

厳重な警戒がまだまだ必要です。


13日の昼までに降る雨の量は多いところで、

九州と四国、それに東海で200ミリ、
関東甲信で150ミリ、
東北で120ミリ、
近畿で100ミリ

となっています。




熊本県と大分県の経験したことのない大雨の記録は以下のとおり。

◆1時間に降った雨の量

・熊本県阿蘇市乙姫で午前5時53分までに108ミリ、

・阿蘇山で午前6時39分までに94.5ミリ、

・高知県田野町で午前9時5分までに80.5ミリ


◆3時間に降った雨の量

・熊本県阿蘇市乙姫で午前5時までに288.5ミリ、

・阿蘇山で午前6時10分までに214.5ミリ、

・熊本県菊池市で午前3時10分までに181.5ミリ、

・熊本県八代市で午前10時までに150ミリ、

・大分県竹田市で午前7時20分までに135ミリ



◆24時間に降った雨の量 7月12日午後1時現在

・熊本県阿蘇市乙姫で507.5ミリと、

平成2年7月に観測した452ミリを上回りました。


これらの数字はこれまでの統計で最も多い雨の量となりました。





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